長距離パートの1シーズン 第一弾!

2020.05.04

どうもこんにちは。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
おそらく、新型コロナウイルス感染拡大により静かなゴールデンウィークを過ごしているでしょう。陸上部に入って長距離やろうかなと悩んでいる新入生のあなたに読んでもらえると幸いです。

まず簡単に自己紹介を
名前…森川 陽之
学年…3年
学部学科…工学部マテリアル工学科
出身…広島県
陸上歴…5年
専門種目…5000m、10000m、3000mSC

今回は第一弾として4月から夏休みまでを紹介します。
(後に第二弾夏休みから秋シーズン、第3弾秋シーズン~を書くつもりです。)

4月

主な大会
・愛知六大学対校
・東海学生春季
・信大戦
・各地記録会

4月は新入生が入ってきて新歓等もするなかで試合もたくさんあって例年ならば結構忙しいです。
もちろん全員が全ての試合に出るわけではないです。
シーズン頭の試合は失敗あり成功ありといった感じで各々トラックレースの感覚を戻していきます。

信大戦とは信州大学との対校戦です。二校対校戦ではどの競技も両校3人ずつ出しての6人のレースを行います。なんと5000mもたったの6人で走ります。さらに多くの人がオープンでマイルチームを作って走ったりもします。
二校対校戦は独特で高校時代になかった新しい楽しさがあります。

5月

主な大会
・東海インカレ
・名阪戦

東海インカレは高校でいうところの総体です。大学ではいきなりブロック大会から始まります。
9月に行われる全日本インカレに出場するためにはここで優勝するか規定の標準記録を突破しなければいけません。長距離種目では10000m、5000m、3000mSCがあり去年は2人の選手が優勝しています。

名阪戦は大阪大学との対校戦です。この大会が多くの一年生のデビュー戦になります。(例年ならば…)七大戦でも戦う大学なので多くの知り合いができるはずです。大阪大学はなかなか強敵です。

6月

主な大会
・東国体
・予選会
・西日本インカレ

東国体は東海地区国立大学陸上競技会です。例年予選会と1週違いだったり被ったりするのでこの対校戦は主力の人があまり出ない大会です。1年生からでも出場を狙える大会。(今年は開催されなさそうですが…)

予選会は全日本大学駅伝の予選会です。前半シーズンでは最も長距離パートが重視している大会です。この大会を突破すると11月に行われる全日本大学駅伝に出場できます。(全日本大学駅伝の詳しいことに関してはまた今度)
予選会は10000mを各校2人ずつ4組で走り、合計タイムを競います。夕方から始まるとはいえ6月はもう酷暑、そして10000m長い、一人でも棄権するとその時点で敗退という大変なものです。これを勝ち抜いたチームが東海地区の代表校として本戦に出場できます。

西日本インカレは西日本の大学での対校戦ですが、標準記録があるため大人数での出場はありません。ここで優勝しても全日本インカレに出場できます。

7月

主な大会
・各地県選手権等

6月に開催される県も多いです。愛知県の県選に出場する人もいますし地元の県選に出場する人もいます。また、7月の終わり頃からテスト期間となります。他の部活は休みになったりするところも多いですが、陸上部はだいたい通常運行しています。単位を落とさないように日頃から頑張っておきましょう!(勉学に関しては普通にしていれば全然大丈夫だからそんなに気にしなくても大丈夫です。)

8月

主な大会
・七大戦

毎年の目標でターゲットになる大会です。いわゆる旧帝大(北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学)の対校戦です。暑いし、テスト期間が微妙に終わっていない変な時期に開催されます。(大会が終わった後急いで名古屋に戻る人も多い…)ノリのいい人たちはファンキーな髪色でこの対校戦を迎えます。(どの大学も)去年、一昨年と走った感想としては暑いし熱い。やはりどの大学もこの大会への熱量は大きくとても盛り上がる大会です。終わった後の飲み会も盛り上がります。きっと各大学の仲間ができるはず。

前半シーズンは怒濤のごとく試合があってあっというまという印象があります。東海インカレあたりからはどの試合もとにかく暑いです。東海地区のジメジメ暑い感じはとても嫌ですが対校戦を中心に盛り上がる大会が多くて楽しいです。やはり長距離の多くの選手がこの気候のなかであまり力を出し切れず、記録は低調気味ですが安心してください。秋シーズンに記録は出ます。なんせ夏合宿もありますし。

ということで今回はここまでです。次回は私が大好きな夏合宿からです。