長距離パートの1シーズン 第二弾!

2020.05.10

今回は七大戦後から全日本大学駅伝までです。

8月、9月前半

主な大会等
・七大戦
・夏合宿

9月入ってすぐに長距離男女全員で霧ヶ峰へ(場所は年によって変わるかもしれません)
標高は約1600mで3.3kmのクロカンコースと400mの土トラックが整備されています。
基本的には朝と午後の2部練で、1日で20~40km程走ります。
4泊5日ですが、延泊というおかわりも可能です。
夜は花火や肝試し等のイベントもあります。
去年は最終日にリレーもしてかなり盛り上がりました。

8月または9月中旬に希望者のみで御岳濁河での合宿もあります。
標高は約1600mで400mトラック、500mウッドチップ、少し離れたところにクロカンコースが整備されています。例年はバイト合宿として厨房や清掃のバイトをさせてもらいながらの合宿でしたが、2019年は普通の合宿も追加でしました。
バイト合宿をすると全体合宿のお金を払ってもおつりが出てくるくらいで、経済的にもかなり嬉しいですが練習とバイトでかなり疲れます…。去年はバイト合宿と学連合宿(東海地区の非強豪校の強者達が集まる合宿)が被って私は地獄を見ました。
練習は朝練と間時間でだいたい2部練です。濁河スポーツセンターは設備がとても整っているので強豪校もたくさん来てとても刺激がもらえます。

私は去年、一昨年とこの2つの合宿で大きく力をつけたと実感しました。
具体的な5000m・10000mのタイムでいうと
合宿前:15’17・31’23
合宿後:14’34・30’18

参加した合宿は
8月17日~22日 合宿(濁河)
23日~31日 バイト合宿(濁河)
25日~27日 学連合宿(濁河)練習のみ
9月3日~10日 合宿(霧ヶ峰)延泊

全体的に調子よく走れていました。
私以外にも合宿で好調だった人の多くが秋以降によく走れていました。
今年は合宿が行えるかまだ分かりませんが、新入部員の方にも是非積極的に多くの合宿に参加してメキメキと力をつけてもらいたいです。夏休みは山に籠もろう!
長々と書きましたが合宿については以上です。

9月後半

主な大会
・全日本インカレ
・全女予選、学連選抜選考

全日本インカレは全国の猛者達と走れるチャンスです。しかし高き壁(標準)を破らなければいけません。個人としての最高目標はおそらくこの大会になってくるのではないでしょうか?(もちろん日本選手権の方が凄いですが…)

全日本女子大学駅伝の予選会は5000mを6人(2人×3組もしくは3人×2組)が走り合計タイムを競います。そのレースの後に学連選抜選考レースが行われます。これは、全日本大学駅伝の東海学連選抜の選手を選考する(全日本大学駅伝は東海地区で開催されるので東海学連選抜がある)もので、すでに予選会で本戦出場を決めている大学を除いて各校5人まで出して10000mのレースを行います。上位13人(各校3人まで)が選抜チームとなります。名大からは毎年誰かしらが選抜チームに入って本戦で出走しています

10月

主な大会
・東海学生秋季大会
・一橋戦

東海学生秋季は総体の秋大会のようなものです。全国には繋がりません。例年であれば1日目の夕方に10000mが、2日目の夕方に5000mが開催されるためコンディションが良く好記録が出やすいです。多くの人の秋シーズンの初戦となるので合宿の成果の見せ所です。

一橋戦は一橋大学との対校戦です。名大は七大戦で代替わりとなるので新体制の初戦で盛り上がります。

11月

主な大会
・全日本大学駅伝

名古屋の熱田神宮がスタートで三重の伊勢神宮がゴールの51回の歴史のある駅伝です。東海地区開催のため長距離パートに関係なく多くの名大生が補助員等に回らなければいけません。
名大は過去に15回出場しています。最近では2012年に17位でした。しかしそれ以降も東海学連選抜として個人で出場している選手はいて、去年は3名が出走しました。私も2区を走らせてもらいました。初めての全国区の大会ということもあって、とても刺激をもらえましたし、運良くテレビにも映りました。大学が地元ともあって応援も多かったです。

また、例年であれば名大の1年生から1人が日本学連選抜チームの付き添いとしてチームに帯同することができます。私も1年生のときにやらせてもらい、1区で区間賞をとった石井優樹さん(関西学院大)についてバス移動したりして、来年必ず伊勢路を走りたいという気持ちになりました。

今回は以上です。とにかく全日本大学駅伝にチームとして出場したいというのがパートの目標となります。大きな大会を経験することはきっと人生の糧になります。是非この目標に向けて新たな仲間と切磋琢磨していきたいです。第3弾はこれ以降について書きます。